よいうんち [健康コラム]
やはり、汚い、臭いという負のイメージでしょうか?
うんちは、昔、金肥としてあがめられていた商品だったのです。
運ばれ堆肥となって野菜をつくり、それが、また街へ売りに行かれリサイクルされていました。
<本来のうんちの姿>
うんちの姿は、人が生きるため、命を守るために消化吸収し、人のために役立った食事の残りカスです。
ですから、一生懸命、クタクタとなって働いてくれたうんちには、 「おつかれさまでした!」と一言かけていただきたいものです。
さて、このうんち、漢字で「大きな便り」と書くように、うんちは、体からのお便り=健康管理のバロメーター。
排便のあとに後ろを振り返って、自分のうんちを観るだけで、自分の健康状態を知ることができるうんちは、やはり、崇めらるべきものですね。
<理想のバナナ像>
"理想のうんちは、水に浮く・柔らかい・形「バナナ状」・色「明るい黄色」・悪臭がないもの。
■肉類を多くとると
腸内はアルカリ性 → ウンチの色が茶褐色から黒褐色
■野菜、発酵食品を多くとると
腸内の環境が弱酸性 → ウンチの色は黄色。
<一般に健康な人のウンチは水分が70〜80%>
これ以上、水分が多くなるとウンチは次第に軟らかくなり、半練状、泥状となりますが、半練状までは健康的なウンチといってよいでしょう。
水分が90%を越すと水様便となり、排便回数も多くなり、これが下痢と呼ばれる状態です。
反対に、ウンチの水分が70%以下になるとウンチは硬くなり、60%以下ではカチカチ状、コロコロ状となります。
<うんちの平均時速?>
ウンチは腸内を平均時速10センチの速さでスーっと進みますが、この進み方が遅くなると水分が吸収されすぎて硬くなり、さらに、進み方が鈍ってしまいます。
これが便秘です。
<コロコロうんちは、どんな便り>
■コロコロうんちからのお便り
〜 水分が足りない、善玉菌が足りないよ 〜
水分補給とヨーグルトやキムチ、ぬかづけ、甘酒、味噌などの発酵食品をとるように心がけ、野菜・海藻・コンニャク類をしっかり食べるようにしましょう。
■黒いうんちでドロドロうんちからの便り
〜 消化不良だよ 〜
ドロドロの場合は、早食いや大食いによる消化不良が考えられます。よく噛んだり、量を見直しましょう。
■赤色や黒色+水状のうんちが続く
なんらかの疾患の疑いがあります。一度、お医者様に診てもらいましょう。
流す前のうんちチェックを心がけ、毎日の健康管理をはじめましょう。
余談 〜 死んでも死なない ビフィズス菌 〜
よいうんちに欠かせないビフィズス菌たち。残念ながら、この菌たちは胃酸で死んでしまうのです。
健康食品の中には、特別加工で生きたまま腸に届く!と売っている商品がありますね。
では、加工されていないヨーグルトなどは意味ないの?
いいえ、意味があります。
胃酸で死んでしまったビフィズス菌は、なんと、腸の中に入ると、食物繊維のような働きをし、善玉菌のエサとなり、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあるのです。
ですから、ヨーグルトやキムチなど食品でも大丈夫!
胃酸で死んでも、魂は死なず、大腸で最後の最後まで尽くす、そんな武士道のような生き方をするビフィズス菌にエールを送りたいものです。
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